2003記事記事タイトル抜粋

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00(Medical Tribuneなどの記事)【はじめに】
今まで一般公開されていたMedical Tribune「週間医学雑誌記事」が2000年9月28日から
ID+パスワードが必要になってしまいました。情報公開の時代に残念な出来事でなりません。
そこで乳癌に関連したニュース(一般雑誌より参考になり得る情報)をここにセレクトし
転記します。転載した責任の所在は吉利です。Medical Tribune誌関連の方、もし転載に
問題がございましたら、webmaster@prodr.com(吉利)までメールをお願いします。
附記:Medical Tribune社サイトがメディプロからなどだけではなく、登録により
一般の方でも閲覧可能になりましたので、2003年度後半以降は抜粋記載は避けておきます。
2003年度分の乳癌関連記事からは、タイトルと号数を記載しておきます。閲覧されたい方は
下記リンクから閲覧規約をお読みになり、medical-tribune社に登録 の上で情報入手されたし
medical-tribune.co.jp/wwwroot/cgi-bin/kiyaku_free.cgi:規約と"med-tr"登録画面



[2003年1月2,9日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.1,2 p.02)

乳房撮影導入で乳房切除率は減少



〔伊フィレンツェ〕 癌予防研究センター(CSPO,フィレンツェ)の記事
キーワード 【】

[2003年1月16日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.3 p.32)【】

再建乳房にも乳房撮影スクリーニングは有用

〔米ミシガン州アナーバー〕 他記事
キーワード 【】

[2003年1月30日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.5 p.20)

化学療法の投与間隔の短縮が リンパ節陽性乳癌に有効

〔米テキサス州サンアントニオ〕 アルバートアインシュタイン医科大学 記事

3週間隔ではなく2週間隔で

 共同研究者のLarry Norton博士は「この研究は,乳癌とその最善の治療法に関するわれわれの知識を大きく進展させるものとなる」と見ており,得られた知見を別の研究で確認,拡大すれば,世界中の何千人もの乳癌患者のケアに好ましい影響を与え,やがては乳癌以外の疾患にも応用できる可能性があると述べた。

切除と温存で長期生存に差ない

18.4年のフォローアップ研究の結果を報告

年齢も局所再発の予後指標

記事

進行性乳癌に3剤併用療法

 米国腫瘍学臨床研究乳房委員会(US Oncology Clinical Research Breast Committee)のNicholas Robert 共同議長らのHer-2陽性の進行乳癌患者に対する3剤併用療法 記事

制癌効果プラス許容できる副作用

進行乳癌患者196例を対象としたランダム化第III相試験の記事
キーワード 【】

[2003年1月30日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.5 p.20)【】

〜定型乳房切断術 VS 拡大切除術〜

術後25年目でもやはりアウトカムに差ない

〔ニューヨーク〕
全米外科的アジュバント乳腺腸プロジェクトおよびピッツバーグ大学乳癌研究記事
詳細はNew England Journal of Medicine(2002; 347: 567-575)に発表

術式による違いはない

記事

長期的フォローアップが必要

記事
キーワード 【】

[2003年1月30日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.5 p.33)【第6回国際アロマターゼ会議】
VI International Aromatase Conference in Kyoto

アロマターゼ阻害薬の最新記事が記載されています。
上記Medical Tribune社サイトより閲覧可能です。

アロマターゼ阻害薬に関する最新の臨床研究成果が明らかに

昨秋こうしたなか,第6回国際アロマターゼ会議(会長=東北大学大学院医学系研究科病理診断学分野教授・笹野公伸氏)が京都市で開催された。日・欧・米ほかの第一線研究者が,アロマターゼの基礎およびアロマターゼ阻害薬の臨床効果に関する最新の研究成果を報告。臨床家の注目を集めている第3世代アロマターゼ阻害薬については,アナストロゾール(商品名:アリミデックス®)などの有効性や安全性を検討した種々の大規模臨床試験の成績が示され,会場の参加者との間で活発な質疑応答が交わされた。

腫瘍組織のアロマターゼ局在性・陽性比率・
反応度には症例間での多様性が認められる

閉経後エストロゲン依存性乳癌の治療の記事。国際共同研究グループを組織した研究

アナストロゾールとレトロゾールは
乳癌腫瘍組織内エストロゲン産生を著明に抑制する

各種アロマターゼ阻害薬の組織エストロゲンに対する抑制効果を示す研究報告

アナストロゾール,レトロゾール,エキセメスタンは
全身アロマターゼ活性をほぼ完全に抑制する

第 3 世代アロマターゼ阻害薬のホルモンへの作用について,これまでの知見のまとめ

ステロイド性と非ステロイド性のアロマターゼ阻害薬は
交差耐性がなく,作用機序が異なる

個々のアロマターゼ阻害薬の違いについて,開発世代別・薬剤種別に考察した結果を発表

アナストロゾールの有用性は特にホルモン受容体陽性の
進行・再発乳癌例でタモキシフェンを上回る

記事

ndライン治療,1stライン治療,術前補助療法に
用いる薬剤としてアナストロゾールは従来薬より優れている

 マンチェスター大学クリスティ病院腫瘍学のAnthony Howell氏の記事

ブリッジング試験で日本人患者に対するアナストロゾール
投与の有効性と安全性を確認

日本では第 3 世代アロマターゼ阻害薬の有用性は十分な認知を得ていない。
日本版の研究「 JP0027試験の結果 記事 」

術後・術前補助療法,予防療法におけるアナストロゾールの 臨床的有用性を検討する大規模試験が世界各地で進行中

 第 3 世代非ステロイド性アロマターゼ阻害薬の大規模試験の記事

キーワード 【第6回国際アロマターゼ会議 記事】

[2003年1月30日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.5 p.43)【】

〜乳癌のホルモン療法〜

骨密度低下予防に各種の試み

〔米テキサス州サンアントニオ〕 ウィーン大学(ウィーン)外科の記事

腰椎と転子部の骨密度が有意に高い

 オーストリア乳房・結腸直腸研究グループ(ABCSG)が実施している試験の中間報告

キーワード 【】

[2003年2月6日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.6 p.10)【】

第31回日本総合健診医学会

乳癌検診はいかにあるべきか

記事  癌検診はエビデンスに基づいた,より効率的な方法で行われる必要がある。乳癌検診に関しては,種々のデータを踏まえ,1999年に従来の視触診単独からマンモグラフィー併用への移行が勧告された。最近ではさらに,超音波検査を導入する自治体も増えてきた。

また,わが国の乳癌患者の年齢分布は40歳代にピークがあることから,若年層をも考慮した検診方法に変えていこうとする動きも見られる。こうしたなか,横浜市で開かれた第31回日本総合健診医学会(大会長=新横浜病院横浜総合健診センター・松田實院長)では,「乳癌検診はいかにあるべきか」をテーマとしたパネルディスカッション(司会=国立名古屋病院放射線科・遠藤登喜子部長,筑波大学乳腺甲状腺内分泌外科・植野映講師)が持たれ,乳癌検診の方法に関する最新の知見が報告された。

〜マンモグラフィー同時併用検診〜
ダブルチェックで90%以上の感度

記事

ダブルチェック前の感度には大差

記事

〜超音波検査含めた乳癌検診〜
要精査率は3.2%

記事

〜超音波検査とマンモグラフィー〜
同等の発見率で相補的に機能

記事

3法併用で0.32%の発見率

記事

キーワード 【】

[2003年3月6日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.10 p.29)【】

HRT中止後6か月で乳癌リスクは正常化

〔ニューヨーク〕

WHI試験中止後の研究

「HRTと乳癌発症の関連は,長期にHRTを受けていた患者に認められる」と結論。

キーワード 【】

[2003年3月27日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.13 p.23)【】

大豆の多量摂取がタモキシフェンの効果を阻害

〔米イリノイ州シャンペン〕

タモキシフェン治療と大豆の多量摂取
キーワード 【】

[2003年4月17日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.16 p.02)【】

乳癌の予後を特定する遺伝子発現プロフィール

〔ニューヨーク〕 若齢の乳癌患者の予後を予測する 2 つの遺伝子発現プロフィールを特定し,New England Journal of Medicine(2002; 347: 1999-2009)に発表

良好および不良を示す

記事

キーワード 【】

[2003年月1,8日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.18,19 p.18)【】

40歳代から乳房撮影を

〔ニューヨーク〕

後期乳癌率が44%低い

記事

キーワード 【】

[2003年5月15日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.20 p.32)【】

45歳以下の乳癌検診に超音波検査を

〔オーストラリア・シドニー〕  記事

キーワード 【】

[2003年5月22日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.21 p.28)【】

〜乳癌治療とアウトカム〜

人種や民族で大きく異なる

〔ニューヨーク〕 フレッドハッチンソン癌研究センター(ワシントン州シアトル)のChristopher Li教授らは,さまざまな人種および民族的背景を持つ米国人女性では乳癌の診断,治療および生存率に重要な相違があることをArchives of Internal Medicine(163: 49-56)に発表した。記事

亜集団で重要な違いが

記事

日系人が全般的に良い結果

記事

主要民族集団の12亜集団も含む

記事

今なお続くアウトカムの相違

記事

キーワード 【】

[2003年6月12日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.24 p.22)【】

新たな乳癌遺伝子C35を同定

蛋白質過剰発現率はHER2/neu遺伝子の2倍以上

〔米ペンシルベニア州フィラデルフィア〕記事

キーワード 【】

[2003年6月12日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.24 p.23)【】

MRI:乳房温存術後の残存腫瘍,精巣癌転移などの検出にも有用

〔米カリフォルニア州サンディエゴ〕 MRIの新たな用途 記事

温存術部位近傍以外で高精度

記事

新しい造影剤を使用

記事

キーワード 【】

[2003年6月12日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.24 p.30)【】

乳癌のアジュバント療法に関する各種の試験が進行中

〔米テキサス州ダラス〕 ジョンズホプキンス大学の「乳癌のアジュバント療法の新たな傾向を探る多くの研究」のなかで,現在進行中のタキサンおよび生物製剤に関する臨床試験の進行状況を米国乳房疾患学会の年次集会で報告した。記事

年内にNSABP-B-28最終成績発表

記事

トラスツズマブとbevacizumabに期待

記事

キーワード 【】

[2003年6月19日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.25 p.17)【】

タモキシフェンは低用量でも同等の効果

〔米ペンシルベニア州フィラデルフィア〕

標準用量20mg/日と比較

 試験では,エストロゲン受容体陽性の乳癌患者(120例)をタモキシフェンの 1 日投与量が(1) 1 mg(2) 5 mg(3)20mg(標準投与量)−の 3 群に割り付け,術前に 4 週間投与した。術前後に乳癌の増殖と予後の指標であるKi-67の測定を行った。 その結果,Ki-67は術後,全群で低下し,タモキシフェン投与量と腫瘍増殖の指標は全く相関しなかった。等の記事

キーワード 【】

[2003年7月3日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.27 p.02)【】

アスピリンが乳癌予防に有効

〔米ペンシルベニア州フィラデルフィア〕 オハイオ州立大学 記事 等

キーワード 【】

[2003年7月24,31日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.30,31 p.19)【】

妊娠中や授乳期の乳癌にも目配りを

〔英エディンバラ〕 記事

キーワード 【】

[2003年9月4日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.36 p.28)【】

乳癌 強化療法で手術不要の可能性

〔カナダ・バンフ〕 聖ルカ病院(カナダ・モントリオール)のRoger Poisson博士らは,集中化学療法,放射線療法およびホルモン療法に対する反応が良好な乳癌患者には,外科手術は不要となる可能性があることを 第 2 回乳癌の将来に関する国際乳癌会議で報告した。

化学療法後に放射線照射

記事

完全反応例の生存率70%

記事

キーワード 【】

[2003年9月11日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.37 p.01)【】

原発性乳癌 幹細胞移植と高用量化療の治療成績に向上認めず

〔シカゴ〕 記事

1990年代の考えを覆す

記事

キーワード 【】

[2003年10月2日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.40 p.30)【】

乳癌の骨転移を導く遺伝子群を同定
蛋白質を標的に阻止可能に

〔ニューヨーク〕 スローン・ケタリング記念癌センター(ニューヨーク)ハワードヒューズ医学研究所(HH MI)のJoan Massague氏らは,テキサス大学保健科学センター(テキサス州サンアントニオ)との共同研究の結果,乳癌の骨転移が特定の遺伝子群により媒介されるとの所見をCancer Cell(3: 537-549)に発表した。

原発腫瘍に予後不良サイン

記事

過剰発現遺伝子も関与

記事

蛋白質阻害薬の開発に有用

記事

キーワード 【】

[2003年10月9日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.41 p.20)【】

新しい密封小線源療法で乳癌患者のQOL改善

〔米メリーランド州ボルティモア〕 メリーランド大学医療センター(ボルティモア)は,ボルティモア地域の施設としては初めて,乳房温存術を選択した早期乳癌患者に対して新しい密封小線源療法であるMammo-Siteという内部標的放射線治療を提供する。
MammoSiteは周囲の正常組織を温存し,癌再発の可能性が最も高い部位を標的として高線量放射線を腫瘤摘出部位に直接送達するシ ステムで,昨年,米食品医薬品局(FDA)の承認を受けた。製造元はProxima Therapeutics社(ジョージア州アルファレッタ)。 記事

外来で施行でき期間も短縮

記事

手技の簡易化で実施容易に

記事

最新治療でQOL改善へ

記事

キーワード 【新しい密封小線源療法】

[2003年10月16日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.42 p.08)【第62回日本癌学会】

第62回日本癌学会

進展する基礎研究

臨床試験がコスト面で頓挫する事態も

記事

 乳癌の予後規定因子 記事 など

キーワード 【】

[2003年10月16日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.42 p.35)【】

乳癌克服者の慢性疲労とT細胞関与の慢性炎症との関連示唆

〔ニューヨーク〕 乳癌を克服した患者にとり,疲労は改善しにくいやっかいな症状である。この疲労がT細胞の関与した慢性的な炎症過程と関連する可能性が,カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)神経精神病学研究所カズンズ精神神経免疫学センター(ロサンゼルス)のJulienne E. Bower博士らにより,Journal of the National Cancer InstituteJNCI,95: 1165-1168)に発表。 記事

QOL高めることを目標

記事

数値上昇の要因はさまざま

記事

疲労のメカニズム解明

記事

キーワード 【】

[2003年11月6日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.45 p.30)【】

乳癌患者の最適な治療選択へ

化療への反応を腫瘍遺伝子で予測

〔ニューヨーク〕記事

不要な治療を削減

記事

ほぼ半数が耐性

記事

腫瘍の90%を正確に判定

記事

マーカーとして理想的

記事

課題はサンプル数と実験手技

記事

キーワード 【】

[2003年11月13日]
(Medical Tribune VOL.36 NO.46 p.44)【】

センチネルリンパ節生検で的確に乳癌進行度を判定

〔ニューヨーク〕 メイヨー・クリニック(ミネソタ州ロチェスター)記事

腋窩再発は1例のみ

記事

手技の正確性と検査方法も重要

記事

皮神経の保護が課題

記事

キーワード 【】
2003年度からは乳癌関連記事のタイトルとVOL NO. p.を記載しておきます。
お読みになりたい記事がございましたら、このページトップに Medical Tribune社サイトを記載してありますので、同社に無料閲覧許可登録の上、ご覧下さい。
同社の新規約上 ご案内だけいたしておきます。








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2003-記事タイトル抜粋