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【前文】セカンドオピニオンの解釈
日本乳癌学会・同小委員会により作成された「乳房温存療法のガイドライン」は読んで字の如く、日本に於ける正しい乳房温存療法の普及を目指したガイドラインである。その原文はここ http://www.jbcs.gr.jp/onzon/03.html ここに納得の行くまで医師から話を聞いて、場合によってはセカンド・オピニオンを求め、それを担当医は時に推奨。との記載があるみたいです。

参考原文:インフォームド・コンセントの(8)その他の項目にあります。
インフォームド・コンセントに用いられるデータは可能なかぎり各施設ものを使用すべきである。
しかし不十分な場合は文献上のデータを示す。また、息者(患者)が
セカンド・オピニオンを求めることは自由であり、時に推奨されなければならない。

で実際にセカンド・オピニオンって何処に行けば良いのでしょう?
このページ記載に当たっては 吉利がHANAさん掲示板をず〜〜っと拝見していて勉強させて頂いた
事項もあり、HANAさんサイトを訪れた方に そうか〜 ふむふむ と見ていただけたら嬉しい!!
そんな気持ちで作成しました。
読む 読まない 納得する しない ご自由に、そして98人の医者の意見を聞いてそれでも???
というときには99人目のオピニオンとして、吉利が直接相談に乗りましょう。 99番の医者ですよ
キーワード 注釈【知る権利・セカンド・オピニオン】

【セカンド・オピニオンって?】
本来ならばちゃんと文献を以てここに示さないといけないのでしょうが。
まとまった論文が見あたらないので気づいた事、つらつら書きます。セカンド・オピニオンとは、
【今あなたを担当している医師以外の医師(医療機関)などに意見を求める】
というシステムと解釈して良いと思います。

現在の日本の医療報酬体制では、難しいシステムだと思います。 理由を下に書き出してみました。
  • 欧米、特にアメリカでは 常識とされているシステムだそうだ。
  • アメリカは、医師個人の専門分野や手術件数それに手術成功率まで公開されている。
  • 専門のことは専門家が詳しいのは当然。日本は社会全体的に専門家が育ちにくい国だ。
  • 日本ではセカンド・オピニオンを得るのが難しい理由があるみたいだ。 これを列記してみます。
    あくまでご参考に!違っているかもしれませんので
1)どこにセカンド・オピニオンを求めたら良いのか? がわからない。

2)セカンド・オピニオンを提供する医師は、あの医者がこう言ったという事実をつくる。
  しかしそれに対する報酬もなく、間違ったアドバイズであったなら責任が課せられる。

3)他の病院の検査や資料不足なことが多々あり、そのデータでは判断が出来ず、
  画像診断などが再検されることが多い。再検と再判断するまでに時間とコストが必要となる。

4)セカンド・オピニオンを提供しても、それがどのように活用されてのかが不明だと思う。

6)あなたの時間がもったいない。 癌の治療は時間勝負に思う。
キーワード 【セカンド・オピニオンってものは】

【セカンド・オピニオン】 日米の事情
結局アメリカと日本の事情はかなり違うみたいです。この話をすると、日本は医療の情報公開がない
と批判される方がいらっしゃるでしょう? いくら自分の専門はこれだと主張しても、
専門分野に専念しては、日本の医者は生活できないのです。        例えば、
吉利医師はその分野しか知らないけれども、それに関しては日本一というような【変なドクター】
になりたくても、アメリカでは成功するかもしれませんが、開業する町医者には出来ません。
だから 吉利の99番目医師オピニオン を 聞いてください。

それでは病院の選択に迷った時、どのようにしたら良いかという質問も多々あると思います。
これはお近くの開業医に信頼できる病院を紹介してもらうのが一番に思います。
開業医は、乳癌疑いのある患者さんを診た時には、信頼できる病院に紹介するのが普通です。
紹介した患者さんを引き受けてくれる、【信頼できる病院=外科医】を見つけているはずです。
尚、不安を覚える病院を受診してしまったり、不満が生じた場合には、セカンド・オピニオンを
他に求めるのではなく、さっさと病院(主治医)を自分の意志で替えたほうが得策かもしれません。
吉利は、オピニオンを要求されれば 断らないつもりですが、99番目の意見者としてください。
キーワード 【セカンド・オピニオン 日米事情】

【セカンド・オピニオンを探す】
現在はネット上にセカンド オピニオンでヒットする(セカンドオピニオン提供者)のサイトも
多々あるはずです。 気になったら、検索エンジンで検索して、セカンド・オピニオン提供者を
探してみるのも良いか? そこにBBSがあるはずです。ちなみに吉利は絶対に検索されません。
セカンドオピニオンを提供する医療機関、ないしドクターサイトは、かなり増えたと思います。
キーワード 【セカンド・オピニオンを探す】

【ウェブサイトにもありますよねセカンド・オピニオン】

http://www.kbcts.gr.jp/ の 相談室がありますね。

キーワード 【ウェブサイトにもありますよねセカンド・オピニオン】

【再び蒸し返し】-【informed consent】
真の「informed consent」とは、患者さんが最終的な決定を下せるために
すべての検査や診断の根拠や現在に至るまでの情報が公正に伝えられている
必要性があります。そこに欧米での、多くの専門家の意見「セカンド・オピニオン」
という考え方が発生し、乳癌なら温存か全部切除か、放射線療法や化学療法に至るまで
専門医の意見と共に提供され患者さんが最終決定するシステムなんでしょう。

これは「主治医」と「患者さん」が対話、話を進めていく日本の医療とはかなり
違うと思います。今後日本の 医師−患者関係が
「医師に一任し治療を施してもらう」から
「医師と対等の立場で積極的に治療に参加する」
という新しい関係に発展して行くには、もうすこし時間がかかりそうです。
キーワード 【informed consent】



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